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イチョウ葉エキスで認知機能改善は見込めず

さて、今日はイチョウ葉のお話。
昨年もイチョウ葉と脳機能の関係性を調べた研究で
ネガティブな結果が出ていましたが、
今回もネガティブな報告を一例紹介。

バージニア大学の研究グループは、
イチョウ葉サプリメントの摂取が
健康な高齢者あるいは、軽度な認知障害者の認知機能に
なんら影響を与えないことを、
“Journal of the American Medical Association”で
報告しました。

この研究グループでは、
これまでにもイチョウ葉エキスについて、
アルツハイマー型認知症や一般的な認知症の発症を
減少しなかったことを明らかにしています。

今回の研究は、72歳以上の3,069人を対象に、
平均6年間の追跡調査を行いました。

この調査のすごいところは、
これだけ人数が多いのにも関わらず、
介入試験を行っているんですね。

つまり、定期的な食事調査を行い、
イチョウ葉を飲んでいる人がどうなったかを調べたのではなく、
半数の人にイチョウ葉を実際に飲んでもらった結果、
どうなったかを調べているんですね。

このバージニア大学の研究グループは
ネガティブな結果を出すために
こんなに大きなイチョウ葉の介入試験を行ったんでしょうか。
ポジティブな結果を期待して、
イチョウ葉エキスの会社がバックアップについていた
気がしますね。

さてさて、実験の話に戻りますが、
被験者の半数は1日2回イチョウ葉エキス120mgを摂取してもらい、
残りの半数はプラセボを摂取してもらいました。

その結果、プラセボ摂取グループに比べて
イチョウ葉エキス摂取グループは、
健康な高齢者あるいは軽度な認知障害の人々の間で、
認知機能の低下を遅らせなかったことが分かりました。

加えて、イチョウ葉エキスは、
認知症や通常の加齢の初期症状に関連した微妙な変化に
まったくの効果がなかったとのこと。

この研究の話に限っては、イチョウ葉いいとこなしですね。
ヨーロッパで医薬品にもなっているイチョウ葉エキスですが、
今後どうなるのか、その動向に注目です。

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