ビタミンD不足で心臓病に!
さて、今日はビタミンDのお話。
ビタミンDは食物からの摂取のほか、
肌が紫外線をあびることによってカラダの中で合成されます。
冬場は日差しが弱く、ビタミンDも合成されにくい季節。
ビタミンDはカルシウムのビタミンといわれ、
骨や歯の健康にかかわっています。
冬場はビタミンDが作られにくいということを裏付けるかのように
冬は骨折が多い季節でもあるんですね。
(足元が悪いということもあると思いますが・・・)
このようなビタミンD不足は骨の健康だけではなく、
心不全や心臓発作による突然死、心臓麻痺に関係することが
“Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism”
に報告されました。
ドイツ・ハイデルベルグ大学の研究グループは
1997年~2000年に冠動脈造影法を受けた
コーカサス人患者3,299人のビタミンD値を測定し、
平均7.7年間の追跡調査を行いました。
その結果、追跡期間中に166人が心不全で死亡し、
また、188人が心臓発作による突然死をしたことを
確認しました。
これらの事象を解析したところ、
重篤なビタミンD欠乏は、
ビタミンD推奨量を摂取した場合と比較して、
心不全のリスクを約3倍、突然の心臓死のリスクを約5倍
増加させたことがわかりました。
(さまざまな因子やバイアスを除いた状態で)
このことから、研究グループは
「今回のデータは、最適なビタミンD値を維持することが、
疾病予防や治療に有望なアプローチになる可能性を
強く示唆している。
また、ビタミンDは心筋の収縮性に影響を及ぼすなど、
ビタミンD欠乏と心臓障害との関連は生理学的に
説得力があると考えられる」
と結論付けました。
ビタミンDはカルシウムをコントロールすることから、
骨や歯はもちろん、筋肉の収縮にかかわっているようですね。
女性の約50%がビタミンD不足といわれています。
骨だけではなくて、心臓のためにも
ビタミンDを摂取してみてはいかがでしょうか?
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