お酒を飲むとリウマチになりにくい!?(マエダ薬品商事)
おはようございます。
じっとりの梅雨の季節ですが、この時期に人一倍つらい思いをしている方たちがいらっしゃいます。
それは慢性関節リウマチの方々。
低気圧になると症状が悪化する人も中にはいらっしゃいます。
今日はそんなリウマチのお話。
今年6月、第8回欧州リウマチ学会の中で出てきた発表の一つに面白いものがありました。
なんでも、「毎日ワインを1杯以上飲むとリウマチになるリスクが半減する」という報告を
スウェーデン・カロリンスカ研究所のHenrik Kallbergさんがしています。
リウマチ患者さん1,419名と性・年齢・居住地域が同様の一般の人、1,674人の合計3,000人余りを対象にアルコール摂取量を調査したところ・・・
リウマチ罹患リスクとアルコール摂取の関係(オッズ比)
非飲酒群(NONE):1.1・・・有意差なし
アルコールLOW摂取群(0~3ユニット/週):1.0
アルコールMiddle摂取群(3~10ユニット/週):0.6・・・有意差あり
アルコールHigh摂取群(10ユニット~/週):0.5・・・有意差あり
オッズ比とは競馬のオッズ比と同じです。
例えば、上の例でいうと、アルコールMiddle摂取群はアルコールLOW摂取群に比べてリウマチになるリスクが0.6倍、つまりリスクが40%減るということです。
調査ではアルコールの摂取量が増えれば増えるほど、オッズ比が小さくなったそうです。
(p<0.0001)
関節リウマチの患者さんに女性が多いですが、
もしかして、男性の方が飲酒する機会が多いから、リウマチになりにくいのかしら?
なんて考えてしまったりします。
なお、説明が遅れましたが、
1ユニットとはアルコール10mL分で、350mL缶ビール、グラスワイン1杯(120mL)は
ほぼ1.5ユニットに相当します。
つまり、10ユニット/週の人は週に6~7回(ほぼ毎日)缶ビール1本を飲む人のこと。
お酒は百薬の長といいますが、新たなお酒のチカラにびっくりです。
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